🌸ShoBo🌞

私の好きなこと語ります。音楽・無線:マツモトVA59・宇宙・料理・その他いっぱいね!

電波少年の記憶

1.物置から中学時代の送信機が出てきた

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私が中学生時代に作った7MHz短波送信機が、物置きから45年の歳月を経て出てきました。

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裏面はこんな感じで、6AU6と呼ばれる真空管が2本刺さってます。トランスやバリコン、空芯コイルも見えます。

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裏面はリード線や部品でごちゃごちゃしています。

前のブログで中学時代にCB(市民ラジオ📻)無線に熱中していましたが、45年後の現在念願のアマチュア無線3級を取得したことを書きました。その無線に夢中だった時代、電波少年だった私が最初に作製したものです。

 

 その時代の私は、「初歩のラジオ」「ラジオの製作」の二誌を購読しており、この短波送信機は「ラジオの製作」に掲載されていました。

 

中学時代CB無線仲間がいて、互いに無線機の知識を共有したり、時にはトランシーバーと車載用のバッテリーを背負って裏山に登山し、遠くの局と交信して楽しんでいました。

 

私の自宅の近くにアマチュア無線をやっているおじさんが電子部品の小さな店を開いており、中学の下校時には電子工作好きな生徒が群がっていました。そのおじさんは、自動車にモービルアンテナを立ててさっそうと走るのを見て、将来車に乗れるようになったら無線機積んで無線やろうと憧れました。

 

2.その後の人生

⑴中学時代

・質屋さんで、親にフォークギターを初めて買ってもらい、吉田拓郎、井上陽水に熱中する。

・ラジオ組立や電気工作に夢中になり、電波を自分でも遠くへ飛ばせるCB無線機に熱中する。

⑵高校時代

・ビートルズ、クリームに熱中し、クラスの仲間でバンドを組む。

⑶大学時代

・バンド「スイートハート」でリードギターと作曲担当。武道館にエリック・クラプトンやジェフ・ベックのコンサートに行くが、ウイングス来日で期待した来日公演が成田空港の税関で大麻を所持していた疑いで逮捕され、公演中止となり、ショックを受ける。

⑷社会人時代

・オーディオメーカーの工場に就職し、アンプ、チューナー、カセットデッキ、プレーヤー等の基板のマウント部門に配属。職場には電気部品が山のようにあり、電気工作や無線の趣味がなくなってしまう。

・製造部門のあと品質部門を退職まで行い、品質管理、品質保証にどっぷり浸かる。

⑸今年退職後

・中学時代の無線の趣味が蘇り、アマチュア無線4級を受験して合格したが、出力が50Wまで出せて、モールス信号も扱える3級を受験し、合格。

・将来どうするか思案中。

 

3.まとめ 

 そんなことで、残り少ない人生楽しむ為に、いろいろチャレンジしています。

作曲も昔していたので、バンドひとり(多重録音)でやってみるか・・・とも思っています。

                                                    以上

 

 

 

アマチュア無線やります

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1.私の中学時代

 40年以上前の私が中学生のある日、電気工作が得意な悪友がトランシーバーを学校に持って来たのです。私も電気工作が好きだったので何かと尋ねたら、ソニー製のCB無線機だとのことで、長いロッドアンテナを引き出し、チャンネルチェック!と言って交信を発声するのでした。私も負けじと家に帰り、父に話してどうにか買ってもらうことができました。

 それからCB無線にのめり込み、無線仲間で裏山に登山して遠くの局と交信したりしました。無線機の内蔵電池だけでは短時間で切れてしまうため、自動車用の大きなバッテリーを裏山の頂上まで運び、無線機の電源としたのでした。

 初夏になるとEスポ(スポラディックE層)が発生して普段は交信できない遠方の局と交信ができ、とても感動しました。そんなことでCB無線を満喫していた私は、アマチュア無線の国家試験を受験しなかったのです。

 

2.会社を退職後

 私は定年前に会社を退職し、2回目の失業状態となりました。大学を卒業してからずっとがむしゃらに働いてきたので、この失業期間に普段できなかったことをやろうと決意し、まずはアマチュア無線技士4級に挑戦しました。なんとか合格したのですが、この上の3級も難易度としてはそんなに変わらないとネットや書籍に書いてあるので、この際だから次の国家試験で3級に挑戦しました。

 写真の完全丸暗記と国試要点マスターをメインに勉強しました。3級と4級の大きな違いは、モールス通信が3級はできるのです。そのためモールス符号を覚える必要がありました。モールス符号の数字は規則性があるのですが、アルファベットはチンプンカンプンで、他のアマチュア無線の先輩方が覚えた方法を自分なりにアレンジしました。その方法は、「B」だったら「ビートルズ」と覚えました。

 3.試験結果

 試験場所は長野市で、私の住んでいる安曇野市から1時間以上掛かる場所でした。試験場所に到着し、周りの机を見渡すと、4級受験の時は学生服を着た地元の中学生が団体で受験していたのですが、今回の3級は団体受験者はおらず、少なめでした。4級と3級の試験は同じ大部屋で行い、小学生から大人まで女性も何人かいました。

 試験内容は過去問題からがほとんどで、一部勘違いした問題もありましたが、何とか合格しました。

 

4.その後、まとめ

 合格ハガキが到着し、免許証の申請が完了したところです。取り敢えずは無線のハンディー機を購入し、開局申請を待っています。

 

中学生からの無線の趣味が40年以上経って復活しました。来年は還暦を迎えますが、子供時代にできなかった好きなことをして生きたいと思います。

 ただし就職の問題がありますので、これは別機会に書きたいと思います。

 

                                          以上